国道58号線の謝苅交差点に架かる歩道橋の上から、北谷グスク(写真奥の丘陵)方面を撮影。北谷町生涯学習支援センターのウェブ・サイトおよび何冊かの書籍の池グスクに関する記述を綜合すると、池グスクは、写真の左側にある住宅の辺りを含め国道58号線を跨ぐように東西(写真では左右)に広がる森だったようだ。この周辺を歩いてみたが、この辺りの地形はかなり変わってしまっているらしく、グスクを偲ばせるようなものは何も見つけられなかった。
2007年01月03日
池グスク跡のそばを流れる白比川。『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』(昭和61年、角川書店)によると、白比川は、「瑞慶覧川」、「池城川」、「北谷川」とも呼ばれているとのこと。また、白比川に架かる白比橋(写真中央)は、戦前はアーチ型の石積み橋で、「池城橋」または「城橋」と呼ばれていたのだそうだ。
2007年01月03日
参考
- 沖縄県『沖縄県地図情報システム「県内遺跡地図」』2023年6月9日参照