沖縄島の写真「北森御嶽」

末吉公園の東端と県道241号線の間に位置する北森。写真は、末吉公園の駐車場入口（写真の手前の道を左に進むと駐車場がある）の左側、交番の横から撮影したもの。写真右下の歩道沿い、電柱の辺りに、北森の中へと続く道へ上がるための階段がある。

県道241号線の歩道脇にある、北森御嶽の入口。名標には「北森 儀保町 拝所入口」と表記されている。

北森御嶽入口の右隣にある拝所。鉄格子で塞がれた洞穴の前に香炉が設置されている。

階段の先に延びる、北森御嶽へと続く道。

参道からの眺め。草むらの向こう側のアスファルトの道が、末吉公園の駐車場に続く道。その向こう側のオレンジ色の屋根の建物が交番。それらの左側に見える道が県道241号線。

参道脇の草むらの中に置かれていた、香炉と思しき石。

森の中の道がしばらく続く。

参道の途中にある拝所。岩の手前に石段がつくられ、その右上に香炉が置かれている。岩の上に置かれている白い板は、儀保自治会によって設置された、北森御嶽の由来などが記された案内板。

香炉は、岩の横にある洞穴の手前に置かれている。

参道は、拝所の左後方からさらに奥へと続いている。

参道の脇にある楕円形の石積み。香炉などは置かれていなかった。

参道は、終端近くになるとコンクリート敷きに変わる。

参道の終端にある北森御嶽。『琉球国由来記』には「西森ノ御イベ・下儀保村」とあり、神名は不詳となっている。

階段の先には石積み門の拝所があり、数基の香炉が並べられている。

石積み門の拝所。右の説明板には「自然神 北森軸の神（十二神） 人の心を直す神様 平成七年六月十一日 儀保町自治会」と書かれており、左の説明板には「儀保町土地地盤 守護神 火の神」と書かれている。

石積み門の間に置かれている三基の香炉。それぞれに左から、「今世」、「中世」、「先世」と刻まれている。奥の方には数個の石が置かれ、四枚の木簡が立てかけられている。上の方の木簡には「西方廣目天王」、下の三枚の木簡には左から「南方増長天王」、「東方持國天王」、「具一切功徳 福聚海無料 祈候 大日山〜」と書かれている。

石積み門の左手前に置かれている、火之神と守護神の二基の香炉。

石積み門の向こう側に見える、イビと思しき二つの立岩。

北森御嶽から東の方角を望む。御嶽の東側は崖になっており、すぐ近くまで住宅地が迫っている。

参道左側の草地の中を通る、丘陵西部へと続く道。

丘陵の西部には小さな広場があり、広場東部の林縁に慈母観音の拝所、西部の崖淵に竜宮神の拝所がある。

林縁にある慈母観音菩薩の拝所。

慈母観音菩薩近くから、北西の方角を望む。写真には写っていないが、市街地の右手前に見える丘陵の上には末吉宮がある。

竜宮神の拝所の近くにある三角点。

崖淵にある竜宮神の拝所。

竜宮神の拝所から西の方角を望む。木の間に見える森一帯が末吉公園。