沖縄島の写真「拝所我謝守護神」

西原町字安室、我謝、与那城の高台にある住宅地。現在はその面影は残っていないが、この辺り一帯には、我謝遺跡という貝塚・グスク時代の集落跡の遺跡があったのだそうだ。

西原ハイツの南部、東端の路地の中央付近にある、住宅地の東側へと抜ける細い路地。

細い路地の先は、斜面上に作られた小さな公園になっている。

公園から南東の方角を望む。遠くのほうに知念半島が見える。

公園南部（入口から見て右手）のようす。奥に見える林の中に拝所我謝守護神の祠がある。

林の中にある拝所我謝守護神の祠。北の方角に向けて建てられている。

祠の右横に建てられている建立碑。

我謝モー（現・西原ハイツ）にあった御嶽・上ノ嶽（神名：マヤリ君ガナシノ御イベ）の、我謝里主所火神・我謝根所火神・我謝巫火神、上之殿・中之殿・下之殿がここに移転・合祀されている。

祠の中のようす。右から、「上之殿 我謝里主所火神」、「中之殿 我謝根所火神」、「下之殿 我謝巫火神」と刻まれた三つの刻字石が設置され、その前に香炉がそれぞれ三基、二基、二基置かれている。

公園の東端にある、東北東向きの小さな祠の拝所。

祠の中には、「黄金徳 光之神」と刻まれた石が納められている。

拝所の近くから公園の入口方向を撮影。