残波岬の突端に立つ残波岬灯台。灯台の下に立てられていた案内板によると、この一帯は戦後、米軍の実弾演習場として使用されていたそうだ。沖縄の本土復帰の翌年1973年に灯台の建設に着手、1974年に初点灯されたという。地上からの高さは31メートル(灯火までは28メートル)で、一般の人でも灯火のあたりまで登ることができる(大人一人150円)。99段(と、切符売り場の係の人が言っていた)の階段を登るのは少しきついが、灯台の上からの眺めはとても良い。
2004年08月21日
灯台の上から東の方角を望む。1キロ・メートル程続く琉球石灰岩の断崖。案内板によると、断崖の上の緑の部分は「海岸断崖風衝植生分布地(Wind-swept Coastal Cliff Vegetation)」であるとのこと。クサトベラなどの典型的な海浜植物が見られる。
2004年08月21日